海洋ゴミの8割は街中から 〜陸でゴミを止めるためにできること〜
- スタッフ
- 3月16日
- 読了時間: 2分
更新日:3月17日
「海洋ゴミの8割は街中から流れてきている」——この事実を聞いたとき、皆さんはどう感じますか?
海に浮かぶ大量のプラスチックゴミや、浜辺に打ち上げられたペットボトルを見たことがある方も多いでしょう。しかし、それらのほとんどは、もともと海ではなく、私たちの住む街から流れてきたものです。

陸地でゴミを食い止めるために「SEETHLIVER」を開発
この深刻な問題を解決するために弊社にて開発したのが「SEETHLIVER」です。SEETHLIVERは、用水路などに設置することでゴミが川や海へ流れ込むのを防ぐ装置です。これにより、街で捨てられたゴミがそのまま海に流れ込むのを食い止めることができます。
しかし、SEETHLIVERだけでは完全にゴミの流出を防ぐことはできません。そもそも街中にゴミを捨てないこと、自然界に流出させない事が最も重要なのです。

街の清掃と意識改革が鍵
海洋ゴミを減らすためには、街をきれいに保つことが不可欠です。そして、それを実現するには、一人ひとりの意識の変化が必要になります。
ある中学校で講演をした際、私は生徒たちに「海洋ゴミの8割は街中から流れているから、登下校のときに1個ずつゴミを拾ってみよう。皆んなで毎日実践すると凄い量が集まりますよ!拾った分、海は綺麗になります。」と提案しました。その後、学校の先生から「生徒たちが実際にゴミを拾いクラスで競う様になった。」との報告を受けました。本当に嬉しかったです。小さな行動でも、積み重なれば大きな変化を生みます。

私たちにできること
海洋ゴミを減らすために、私たちが今日からできることはたくさんあります。
•ポイ捨てをしない、見かけたら拾う
•マイボトルやエコバッグを使い、ゴミを減らす
•地域の清掃活動に参加する
•ゴミの分別を徹底する
街をきれいにすることは、結果的に海を守ることにつながります。一人ひとりの小さな意識の変化が、未来の美しい海をつくるのです。
あなたも今日から、「1日1個ゴミを拾う」ことを始めてみませんか?その行動が未来の海を綺麗にする事に繋がります。
Comentários